平成28年4月より、三ツ星醤油が、北海道上士幌町『ふるさと納税』返礼品に認定されました。
『ふるさと納税』って最近お耳にされることの多い言葉ですが、ご存知でしょうか？
簡単にいいますと、自治体への寄附金です。
（こちらのサイトの動画が分かりやすく説明してくれていますのでご参考まで。）
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なぜ、紀州の当蔵が、北海道の『ふるさと納税』返礼品なのか？
当蔵では、三ツ星醤油の原料となる大豆を北海道産のある一品種にこだわって参りました。
品種改良当初、醤油業界では大豆の成分上、大量生産に不向きともいわれた品種ですが、 和釜で煮蒸しした時に他品種に比べ、圧倒的に「味」がいいということで、当代太兵衛が大切に
使って参りました。
手作りには、生産効率よりも「味」が最も重要と考えて参りました。 もちろん、現在も全量使わせて頂いております。 |
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その品種は昭和50年代の品種改良で生まれ、一時は北海道の7割近くをしめておりましたが、 現在、温暖化で、また他高収量品種の出現等で5％近くになっております。
今、気候の問題でこの品種を作れるのは、北海道でも寒冷ないくつかのエリアとなってしまっています。
その一つが上士幌町なのです。 |
上士幌町や周辺の農業関係者の方々には、当蔵の長年にわたるこの品種へのこだわりや モノ作りへの信念をご評価頂き、また、当蔵としてもこの美味しいが手がかかる品種を
大切に作り続けている方々を応援したいという思いから今回の運びとなりました。 これまで『ふるさと納税』といえば、その自治体管内の商品が返礼品になることが通例でした。
しかし、上士幌町よりお声かけ頂き、都道府県の枠組みをこえ、農業関係者、行政、食品製造者、 お客様（国民）をつなぐ地域創生の一例として、取り組みを進めさせて頂いておりますこと、
大変意義深く感じております。
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| 『ふるさと納税』は、出身地でなくても納めることができます。 また、そのお金の使い道（応援内容）も選択することができます。 皆様の選択で、北海道の農業を応援しましょう。 |
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